雲南省の規定では農民工の遅滞分は50%以上の賠償金を支払うことになっています。

「雲南省農民工権益保障弁法」はこのほど、期限を過ぎても農民工の給料を支払わない雇用単位は、支払金額の50%以上100%以下の基準で農民工に賠償金を支払うと規定した。

このうち、下層の請負業者が賃金を逃れることを防止するために、工事総請負企業は工事開始前に現地銀行にプロジェクトの工事予算の3%を前納して賃金保証金とする。

雲南省労働と社会保障庁の張玉祥副庁長によると、6月1日から施行されるこの「弁法」は、各級人民政府が農民工の仕事協調機構を設立し、必要な費用を財政予算に計上することを規定している。

同時に政府の関連部門の責任を明確に規定し、農民就労者の権益保障職責を真剣に履行しない関係部門に行政質問責任を与える。

「弁法」は、雇用単位が農民工の給料を滞納したり、減額したりした場合、労働保障行政部門が期限付きで支払うよう命じるとともに、農民就労者の賃金を滞納した雇用単位に対して、いくつかの処理方法を提出しました。まず、雇用単位が農民就労者の賃金を滞納したという不良行為を労働保障の誠実と信用の書類に記録し、その主管部門に通報し、報道媒体に露出しました。

調査によると、昨年末までに、雲南省の農民工の総数は600万人ぐらいで、主に建築、鉱山、製造、交通などの業界に分布していて、雲南省の経済建設の軽視できない重要な力となっています。